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明るい未来への道を照らす!国際女性デー祝福レポート|Moon

2024/03/27

Moon Creative Labは、3月8日の国際女性デーを祝して様々な取り組みを実施しました。ここでは、映像制作やイベント開催など、具体的なアクションの内容について共有します。

目次

  1. なぜ国際女性デーを祝うのか
  2. 三井物産の女性若手社員向けワークショップを開催
  3. Moonの女性社員から学ぶパネルディスカッションを実施
  4. 無意識のバイアスに関するワークショップを開催

1.なぜ国際女性デーを祝うのか

Moonが持つ2つの拠点、パロアルトと東京のスタジオには、多種多様なバックグラウンド、タレントをもった社員在籍しています。そこで、なぜ私たちが国際女性デーの祝福を大切だと考えているのか?という問いにお答えするために、1分間のビデオを制作しました。

 

「Moonにとって国際女性デーを祝うことは、多様な女性の視点に目を向ける良い機会です。そうすることで私たちは、全従業員が一体となり、性別に関係なく、一人ひとりが帰属意識を持って、共通のビジョンへと向かい、進み続けたいと思っています。そして、人々の創造的な可能性を引き出し、新たな価値をつくり、世界をより豊かにしていきたいと考えています」––ビデオより抜粋

 

このビデオがみなさんの職場やご自宅でも「なぜ国際女性デーを祝うことが重要なのか」について対話する良いきっかけとなれば嬉しいです。ぜひ一度ご視聴ください。

 

2. 三井物産の女性若手社員向け「ワークショップ」を開催

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Moonは、起業家をはじめとしたスタートアップ業界における男女の格差を縮めたいと考えています。その一環として、三井物産の若手女性社員向けに「ドリームビジネスラボ」と名付けたワークショップを開催しました。

大きな夢を抱けるように刺激を与え、勇気づけることを目指して、特定の課題に対するソリューションをレゴブロックで表現してピッチしてもらいました。

参加者の声を紹介します。

 

「小さなことでも自分が解決したい社会課題を大切にすることの重要性を再認識しました。それと同時に、アイデアを出しやすくするために、日頃固定化されたチームメンバーの枠を離れ、多様な人の意見を尊重する温かいワークショップの手法が非常に有効だと思い、日常でも多様なメンバーの意見をどう引き出すかをより意識したいと思いました」

 

3. Moonの女性社員から学ぶパネルディスカッションを実施

ぞれぞれ異なる部門や役職で活躍する、Moonの素晴らしい女性社員たちにスポットライトを当て、CMOを務めるメアリー・アン・ガロ、オペレーションリーダーを務める山田美樹(やまだ・みき)、夜泣き改善アプリ「Lullaby」創業者兼CEOを務める田子友加里(たご・ゆかり)を招き、パロアルトと東京のスタジオを繋ぐオンラインパネルディスカッションを開催しました。

このディスカッションでは、彼女たちが現在に至るまでに直面してきた課題、その向き合い方、さらにこれまでに経験した嬉しいサポートについても話し合いました。パネリストからは、こんな印象深い一言もありました。

 

I say to myself ”You’re here for a reason!” 
私は理由があってこの場にいるのだと、自分に言い聞かせるの。

 

自分は何か理由があって、期待されてこの議論の場に呼ばれているのだと、そんなマインドセットを取り入れることで、発言せず期待を裏切るわけにはいかないと思えるようになります。間違えたことを言ってしまうのではないかと臆病になったときには、きっとこの言葉が背中を押してくれるはず。また、いま自信に満ちているように見える人でも、過去に自分を過小評価していた時期があるのだと知り、自分も変われるかもしれないと勇気づけられました。

 

4. 無意識のバイアスに関するワークショップを開催

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Moonのスタジオでは、今まで育ってきた文化的背景がつくった偏見「無意識のバイアス」に焦点を当てたワークショップを開催しました。

最初のワークでは、特定の職業に対する見え方が、昔から今に至るまでメディアや環境によってどのように変化したかについて議論しました。例えば、かつてスケートボードは男性向けのイメージが強いものでしたが、近年は女性選手がオリンピックでメダルを獲得するなど、女性の活躍が注目されています。 

議論を終えたのちに、参加者はそれぞれ、ハーバード大学が提供する「性別とキャリアの暗黙テスト」を受けました。これは、複数の問いに答えることで、その正解率や選択にかかった時間からバイアスを測定できる、インターネットで誰でもできるテストです。ジェンダーだけでなく、宗教や人種など、様々なテーマのテストが提供されています。当初は「自分は偏見を持っていない方だ」と認識していた参加者も、テストを経て自己認識よりも強い偏見があることが示されたことに驚き、無意識下の偏見は文字通り自覚しにくいものだと再確認することができました。

国際女性デーは女性をサポートする重要性を再確認する素敵な機会ですが、意識して尊重するべきはこの日だけに限りません。私たちは、ここで紹介したような様々なアクションを通して情報の共有を継続的に行うことで、女性の活躍を自分なりの方法で支援する人が増えることを願っています。

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