2024年10月、Moon Creative Labは、イノベーション、建築、テック、スタートアップ、ベンチャー、アートなどに焦点を当てた、業界関係者向けイベントシリーズ「Design Palo Alto」のイベント第1弾を開催しました。今後もカリフォルニア州パロアルトとスタンフォードの様々な場所で、パネルディスカッション、プレゼンテーション、スタジオや住宅の見学などのイベントを開催します。
今回、Moonパロアルトスタジオで開催された本イベントでは、スタンフォード大学「LIFE DESIGN LAB」のエグゼクティブ・ディレクターでありNYタイムズ紙のベストセラー書籍『Designing Your Life』の共著者であるビル・バーネット氏と、サンフランシスコ発のVCファンド「Strange Ventures」を立ち上げたタラ・タン氏を招き、「Design Meets Venture Capital」をテーマにしたディスカッションを行いました。デザイン、イノベーション、投資の間で進化する相互作用の様相を探求してきた彼らが、創業者、ビッグテック、投資家たちとの長年にわたる豊富な経験から得たインサイトを参加者に共有しました。
「今回お招きした様々なゲストの方々に彼らの考察を届けることができ、大変嬉しく思います。みなさま非常に熱心で、多くの素晴らしいつながりが新たに生まれました！」――ピーター・アントネッリ（Global Head of Design at Moon）
本イベントに続き、ピーターは「Adaptive by Design」を発表、Moonが持つ人間中心のデザイン哲学と、それが私たちの開発するプロダクト、サービス、体験をどのように形作るのかについて語りました。
ピーター「Moonでは、デザインとアントレプレナーシップが非常に共生的です。とくにアーリーステージ期にある創業者にとってデザインは、新しいアイデアをユーザーフレンドリーな具体的提案へと翻訳し、その真価を発揮することに役立つ存在です。その一方で、起業家は多くの場合、総合的な視点をもたらし、デザインが成功するために不可欠な制約を与えてくれます」。
続いて、MoonのChief Creative Officerを務めるマイク・ペンが登壇。Moonとスタートアップの創業者が協業する際に、どのようにデザインを適用し、ビジネスの価値を引き出しているかについて説明しました。
マイク「私にとってデザインとは意図がすべてです。人々にどのような体験をしてもらいたいかを時間をかけて考え抜き、それを可能な限り実行することです。それが私たちのスペースであれ、私たちのプログラムであれ、あるいは私たちが世界に向けてどのように発信するかであれ、私たちはそれがMoonらしいと感じられるものにしたい」。
Moonは現在、新しいコラボレーションやコネクションに焦点を当てています。今回のイベントは新しいインキュベーションプログラム「Moon In-Residence」の一環として開催されたもので、Moonとデザインコミュニティが深く関わり合い、招待した方々にMoonのプロジェクトがどのようなものかを垣間見てもらう良い機会になりました。
ピーター「『Design Palo Alto』のようなイベントを主催することで、Moonの文化共有や新たな会話のスタート、貴重なコラボレーションへの扉を開くことが可能になります。私たちの主な目標のひとつは、『Moon In-Residence』プログラムを通じて、パロアルトのスタジオにさらに創造的なエネルギーをもたらすことです。今回のようなイベントを通じて、Moonは起業家とスタートアップコミュニティを結びつけ、創造性、多様な視点、革新性を刺激する有意義な交流を生み出すことを目指しています」。
「Moon In-Residence」のプログラム詳細や、スタートアップ企業へのハンズオン支援、サポート等については、Moonのウェブサイトをご覧ください。また、Moonとのコラボレーションやイベント、ワークショップの開催をご希望の方は、こちらのフォームよりご連絡ください。
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