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テニスベア初のアマチュアテニス大会開催が決定!発表イベントをレポート

2023/04/26

2023年3月7日、テニスコートのオンライン検索・予約サービスを提供するテニスベア株式会社が、日本大学文理学部百年記念館アリーナで、テニスベア初のアマチュアテニス大会の発表イベントを開催しました。一日広報大使としてお笑いコンビ・錦鯉さんを迎え、トークセッションを行ったほか、車いすテニスの荒井大輔選手、高室侑舞選手2名による車いす講座を実施。錦鯉が車いすテニスに初挑戦したほか、一般の方も車いすテニスの体験講座を楽しみました。


目次
 

  1. テニスベアとは?
  2. テニスベア初のアマチュア大会「テニスベアカップ」開催
  3. 車いすテニスを体験!難しい。けどめちゃくちゃ楽しい
  4. 車いす操作とボールを打つことの両立がポイント

 

1.テニスベアとは?

テニスベアは、三井物産の新規事業創出をサポートするMoon Creative Lab(以下、Moon)でインキュベートに取り組んでいるプロジェクトの一つ。全国に3000箇所以上あるテニスコートを一括で検索・予約できるオンラインプラットフォームです。2022年10月3日にMoonのインキュベーションポートフォリオから独立し、新会社を設立しました。

現在、月間20万人のアクティブユーザーがおり、テニスコートの予約アプリとしては国内最大級のサービスとなっています。また、ユーザー自身がテニスオフ会、個人練習、サークル募集、プライベートレッスン、草トーナメントなどを開催できるイベント機能もあり、テニス愛好家コミュニティの構築にも役立っています。

2.テニスベア初のアマチュア大会「テニスベアカップ」開催

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今回のイベントは、2023年の夏・冬に開催することを決定した、テニスベア初のアマチュアテニス大会「テニスベアカップ supported by Mitsui&Co. and Moon Creative Lab」の発表を目的としたもの。本大会の開催は、あらゆるレベル・年齢・経験のプレイヤーが、やりがいや目標を持ってテニスをプレーするきっかけ創りを目的としています。

アマチュア一般部門・車いすジュニア部門があり、2023年7月1日(土)、2日(日)にアマチュア一般部門の大会を開催予定。12月上旬には、車いすジュニア部門の開催が予定されています。

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左から、Moon Creative Lab 加藤 舜介COO、車いすテニス高室 侑舞選手、錦鯉(長谷川雅紀・渡辺隆)、車いすテニス荒井 大輔選手、テニスベア江嵜 慶代表取締役。

テニスベアカップでは、テニスベアの新機能「ランキングポイント制度」を活用し、ポイント上位者が出場資格を獲得する仕組み。テニスベアの江嵜代表は「すべての人が楽しめるだけでなく、今後は女子ダブルスや団体戦などのカテゴリーを増やす予定です」とコメントしました。

一日広報大使として登壇した錦鯉の渡辺さんは、テニスベアについて「テニスベアを通じていろんな人とコミュニケーションが取れるのは良いですね」とコメント。長谷川さんも「テニスベアを多くの人に知らせるベアー」と会場を盛り上げました。

3.車いすテニスを体験!難しい。けどめちゃくちゃ楽しい

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イベントでは、車いすテニスの選手2名が錦鯉に車いすテニスをレクチャー。

車いすテニス世界ランキング最高12位の成績を持つ東京パラリンピック代表の荒井大輔選手は、テニスベアについて「車いすテニスのジュニア部門の大会は少ない、車いすテニス界の発展に貢献できるのはないか」とコメント。

2022年9月の全米オープンテニスジュニア車いす部門の女子シングルスで準優勝した経験を持つ高室侑舞選手は、「ジュニアの大会は少ないので練習の成果を出せる場があるのはありがたい。最初は、テニスから始めて、その後車いす選手となりましたが、テニスは障がいの有無問わずできるところが魅力です」と語りました。

錦鯉の2人は、テニス経験が一度だけあるそうですが、実際に車いすテニスを体験したあとにはその違いに驚いていました。

 

長谷川さん「車いすテニスは動き回るのがめちゃくちゃ大変です」

渡辺さん「車いすの操作と同時に動くのは難しい。けどめちゃくちゃ楽しい」

 

4.車いす操作とボールを打つことの両立がポイント

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第2部では荒井選手、高室選手による一般の方への車いすテニス体験会を実施しました。大学生から社会人の方12名が車いすテニスに挑戦しました。

3名1チームとなり、車いすに乗って操作する練習として、目印となるコーンを置いてターンやスラロームを練習します。ラケットを持ちながらのスラロームになると、体重のかけ方、腕力の入れ具合、車いすの操作タイミングなどのバランスを取るのが一段と難しくなります。

実際にボールを打ち合う練習では、ボールが飛んでくる方向に車いすを動かし、ラケットを構えて瞬時に打ちやすいポジションをとりますが、参加者の多くがその難しさを実感していました。たとえば、止まっている状態でラケットを振ると車いすの車体がブレやすくなるため、走りながら打つことが重要になります。そのほかアトラクションのように楽しみながら車いすを操作することが、うまくプレーするコツとして解説されていました。

最後は講師の選手1名を交えた3人チームを作り、3対3で対決。荒井選手と高室選手がバックでフォローすることでラリーが何度も続き、体験会は大盛り上がり。それまで車いすを操作したことのなかった参加者も、車いすテニスの魅力に驚き、プレーを楽しんでいました。

テニスベアは、レベル別に練習、レッスンに参加できる仲間募集の練習会や、プロ主催のレッスンなど、様々なイベントを探して参加できるほか、友達や一緒にプレーした人を誘うほか練習当日の集合場所や中止連絡などもできるチャット機能、簡単に試合がまわせる対戦表機能やスコアを記録する機能なども利用できます。

 

テニスベアカップの最新情報は、テニスベアの公式サイトで確認可能。「Moon Stories Blog」でもお知らせしていきます。

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